捏造はいってます。注意!
こんなかなーっていう、私の願望。
ソウル+マカ
タイトル通り、邂逅。
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“パートナー”
その言葉に、ソウルは思わず出かけた舌打ちを飲み込んだ。
なるほど、パートナー。確かに考えて見れば当然の事である。何しろここは死武専、自分は武器、武器は職人と共に行動するもの。なんてことはないここでの常識。ただ、それを失念していたのは自分の境遇に手一杯であったためだろう。
クールじゃねえな、と胸一杯に広がる苦々しい思いを凝縮したような、重い、重いため息をこぼした。
さて、パートナー。どうしたものか。
パートナーのことなんて、文字通り微塵も考えていなかったから、正直実感すら湧かない。だがしかし死武専におけるパートナーというものはそんじょそこらの学校でのパートナーなんて軽々しいものではなく、どうやら生活すらも共にすることになるらしい。ソウルは苦虫を噛み潰すような思いだった。
そもそも彼は愛想の良い方ではないし、他人と生活することには抵抗があった。
「やっぱさ、女子と組みてぇよな。」
「あれだろ、一緒に暮らせんだろ?あわよくば、だよな。」
近くの男子が浮わついた様子で囁き合うのが耳についた。成る程、確かに年頃の男にとって、男子寮に押し込められることよりも女子と二人暮らせるというのは比べるまでもなく魅力的なものであろう。が、生憎ソウルはそうでもなかった。
(女子の相手とか、だりぃし、な……)
名家の生まれ故か、女にだって下心というものが備わっているのは経験から分かっているし、誘われたくらいでパートナーを了承するようなオンナノコにそれが無いわけがない。なら、男子を探すか、そう、考えていた、そのとき。
「こんにちは。」
りん、と鼓膜を揺らした、特徴的な、けれど耳障りの良い声。
思考の海から引き上げられて、はっと振り向けば、強気そうな緑色の瞳がこちらを見つめていた。
目が合うと、にっといたずらっ子の様に笑った。
オンナノコ。
そう、女の子。けれどどうしたことか、媚びの全く無いその強い瞳に気圧されてしまったのだろうか。
「私は職人のマカ・アルバーン。ね、あなた、鎌なんでしょ?」
私とパートナー、組まない?
気付けば、頷いてしまっていたのは、
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これはあとで加筆修正するかもです。
ソウルって、今でこそある程度ノリが良くて、人当たりも良いけど、はじめの頃はもっと閉じてたと思うんですよね。
ま、お子ちゃまでしたし(笑)
邂逅した瞬間のことは描かれていないので、妄想が膨らみますよねー
マカちゃんの、男の子みたいなにやって笑い方がすごく好きです。